FREEplus(フリープラス)です。
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つい最近、チェスを始めました。
もともと利用していたアプリで、チェスが出来るようになったのがきっかけです。

前から「ボードゲームの1つくらい出来るようになりたい」と思っていました。
ですがオセロは壊滅的に弱いですし、囲碁も将棋も麻雀もやったことがありません。
「将棋できます」と言うと相応の力量を求められそうですが、「チェスできます」は弱くても許してもらえそう、という姑息な考えもありました。

まずアプリで、基本的な駒の動かし方と役割を学びます。
将棋と似ているので、将棋を知っている人ならすぐ理解できそうです。

ただ将棋と違うのは、取った駒は使えないところです。
これには日本と西洋の「戦」への考え方の違いが表れているように感じます。
敵だった兵をも取り込んで、自軍の兵として働かせる強かな日本。
敵は敵、討つか討たれるかという騎士道を重んじる西洋。

チェスにはドロー(引き分け)があり、その代表例が「ステイルメイト」です。
「ステイルメイト」とはチェック(王手)されていないのに、合法手ではどの駒も動かせない状態のことです。
これは相手方を追い詰めすぎて、進路や逃げ道をなくしてしまった状態を指します。
こうなると、いかに自陣が有利であっても引き分けとみなされます。
追い詰めるのも立派な戦術だと思うのですが、これもチェス特有の騎士道精神の表れなのかも、と初心者なりに思っています。

大体の駒の動かし方が分かったので、いよいよ対戦です。
初心者なのでせいぜい2手先を読むくらいなのですが、アプリが良くできていて、適度に手加減しながら上手く勝たせてくれます。
習い始めが一番楽しいと言いますが、本当に楽しい!
私のインドア気質とも合っていたようで、すぐに数時間経ってしまいます。

今はアプリが相手ですが、いつか本当のボードで実際に駒を動かしてみたい。
「チェックメイト!」って言いながら、駒をコツンとやってみたい。
そんな欲も芽生えてきました。

それまでにもっと上達しておかないと恥ずかしいよね、と言い訳しながら、いそいそとゲームをする日々を送っています。