先日、よくお仕事でご一緒する女性から、ちょっと意外なことを言われました。

その女性は私を見かけると、近くに来て話しかけてくれます。
ただ話していると、いつの間にか愚痴になっていきます。

旦那さんのこと。
ママ友のこと。
上司のこと。
後輩のこと。

特に会社の愚痴は部外者の私にだから言えることもあるだろうと思い、否定はせず、適当な相槌を打ちながら聞いてきました。

ある日、共通の知人の話になった時のことです。

「○○さんと今度食事に行くんです」
「最近よく行きますよね。いつもなに話すんですか?」
「お互い好きなグループがいるので、ほとんどその話です。この前はカラオケ行って、大画面で推しのMV見てました。1曲も歌わず」
「いいですね、楽しそう(笑)」

ご本人映像を大画面で見るためだけに、カラオケボックスに行くんですね。
推し活にはいろんな形があるようです。

「ただ、個人的な話をほとんどしたことなくて」
「お互いに?」
「私は話してもいいんですよ全然。ただ愚痴ばっかになりそうで」
「いいじゃないですか、友達なんだから」
「いや、○○さんは心が清らかだから、私の愚痴なんて聞かせられないです」

いつも愚痴を言っていたのは、私が清らかじゃないからだったようです。
さらっとそう宣告した彼女は、さらに一言添えました。

「愚痴なんて、同じテンションで言い合える人じゃないと話せないじゃないですか」

これまで私の方から愚痴を言ったことはないはずなのですが。
相槌を打ちながら聞いていたから、そう思われたのでしょうか。

否定せずに話を聞くのは、現代のコミュニケーションの在り方だと思っていました。
ですがこれからは「それは少し言い過ぎかもしれませんね」くらいは言ってみようかと思います。
私、清らかじゃないようですし。