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早く起きた朝にスロージョギングをしています。
気が向いた晴れた日だけ、という緩さでやっているのでなんとか続いています。

スロージョギングは、いわゆるジョギングとは少し違います。
スロージョギングはウォーキング並みの「隣を走る人と笑顔で会話できる程度の速さ」で行います。
足の指の付け根である”フォアフット”で着地するので、膝や腰への負担を抑えながら下半身の筋力強化ができます。
運動が苦手な人や体力に自信がない人には、おすすめの有酸素運動です。

先日、久しぶりに走ってみました。
日の出が遅くなったこともあり、いつもより遅い始動です。
時間が違うと、すれ違う顔も普段とは異なります。
いつもの皆さんは決まった時間に運動してるんだな、とあらためて自分の緩さを反省します。

この時間は人が多いな、などと思いながら走っていたら、向こうから若い男性が走ってきました。
進路の邪魔をしないように脇に寄ったところ、彼が声を掛けてくれました。
「おはようございます!」
「あ、おはようございます…」
とっさだったので、こちらは声がかすれてしまいました。
彼にも聞こえていたことを祈るばかりです。

散歩している人と挨拶を交わすことはありますが、走っている人と挨拶することはほぼありません。
そんな余裕はない人がほとんどだからです。

高校生くらいに見えた彼は、余裕のある人でした。
ランニング中でもしっかり声が出せる、体力的な余裕。
知らない人にもきちんと挨拶できる、人間的な余裕。

しかし「隣を走る人と笑顔で会話できる程度の速さ」で走っているはずの私が、ちゃんと声を出せなかったのは恥ずかしい。
問題は体力なのか発声なのか、挨拶されると思っていなかった人間性なのか。

なにを鍛えるべきなのか、考える必要がありそうです。