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幸せのシンボルである四つ葉のクローバーは、踏まれやすいところに多く見られる、と聞いたことがあります。

植物図鑑の説明によると、
「シロツメクサは踏まれると、葉の基になる”葉原基(ようげんき)”と呼ばれる部分が傷つき、三つ葉になるはずが四つ葉になってしまう」のだそうです。
四つ葉のクローバーは踏まれて育つ。意外にも雑草魂を感じさせます。

さて一般的に「雑草魂」という言葉は、”厳しい環境にあっても立ち上がる不屈の精神” を指します。
ですが、植物は私たちが思う以上に強か(したたか)です。

四つ葉のクローバーを探そうと、シロツメクサの草原に分け入った時のことを思い出してみてください。
あなたに踏まれたシロツメクサは、また踏まれても大丈夫なように寝そべったままで、すぐには立ち上がらなかったはずです。

植物にとって最も大切なことは、種を残すことです。
踏まれても踏まれても立ち上がる、などというムダなことにエネルギーは使わず、踏まれながらも種を残すことにエネルギーを使う。
なにが大切なことなのかを見失わないことも、雑草魂である気がします。

さらに付け加えると、植物は環境が合わなければ芽を出しません。
水辺の植物が水のないところで芽を出そうとするより、水が溜まるのを待つ方がはるかに発芽の確率が上がるからです。
無理して頑張らず、環境が整うのを待つ。
これも植物の持つ強か(したたか)な生存戦略の一つです。

新年早々に、大きな地震が発生しました。
つらいことがあっても、雑草のように頑張って立ち上がらなきゃ。
今、そう自分に言い聞かせて、耐えている方がいらっしゃるかもしれません。
でも、”頑張れない” 自分を責めないでください。

無理して頑張らない。
環境が整うのを待つ。
なにが大切なことなのかを見失わない。

シロツメクサだって、頑張ること、頑張らないこと、を取捨選択して生きることで
「幸せのシンボル」である四つ葉のクローバーを生むのですから。