FREEplus(フリープラス)です。
石川県金沢市の小さな不動産屋です。

私には悪癖があります。
「なんかおもしろい話ない?」と突然ムチャぶりすることです。

これの悪いところは、自分には披露できるおもしろい話なんかないのに、とにかく相手におもしろい話を要求することです。
前の職場の同僚はいつ振ってもなんらかの話をしてくれる天才で、そんなGeniusな人に恵まれていたせいもあり、悪癖が直る機会もなく今に至っています。

で、先日もミーティング後に「なんかおもしろい話ない?」と聞いてみました。
するとすぐに「あるよ」と返事がありました。

「昨日、仕事関係の人に連れて行ってもらったスナックが凄かった」
「すごいスナック?」
「和装のママが1人でやってる店で、座ったらすぐに大量の乾き物と、突き出しが3品出てきて」
「うん」
「まだ手も付けてないうちに『おでん食べる?』って聞かれて。食べるって言ったら、5種盛りで出てきて」
「ちゃんと1人前出てくるんだ」
「で、食べ始めたら『梨、食べる?』って剥いてくれて」
「急なデザート(笑)」
「で、梨食べてたら『ポップコーン食べる?』って」
「あ、終わりじゃないんだ」
「袋で売ってるやつかと思ったら、フライパンで作ってくれて。手作り」

和装のママには、ウチの代表が食欲旺盛な高校生に見えていたようです。

「ポップコーンつまんでたら『ラーメン食べる?』って聞かれて。ラーメンはいいわ、って言ったら『じゃ、ピザトーストにする?』って」
「急なピザトースト(笑)」
「で、ピザトーストもらうことにしたら、シジミの味噌汁もついてきて」
「あら優しい世界」
「この店のなにが凄いって、定額制で何食べても追加料金無し」
「!!!それはすごいね」
「儲け考えてないんじゃないか?って心配になるレベル」

とはいえ何十年も続いているお店らしいので、ちゃんとやり手のママなんでしょう。
ここでは「もうお腹いっぱい…」と料理を断るのは難しそうです。

「で、帰るときに『明日の朝ごはんにして』って、小さいパックもらって」
「お土産もあるんだ」
「家帰って見たら、おにぎり2個と卵焼き、ウインナー、鳥の竜田揚げ、枝豆が入ってて、小さい焼きそばパンもついてた」
「男子高校生のお弁当(笑)」
「今朝、それ食べてきたから腹いっぱい」

楽しそう!今度連れて行って!としっかり約束して、その日のミーティングを終了しました。

「なんかおもしろい話ない?」
そう言うだけでこんな話が聞ける内は、私の悪癖も直りそうにありません。