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先日、深夜に外出して空を見上げたら、とてもきれいな三日月が出ていて、静かに笑ってしまいました。
なぜ笑ったかというと、「三日月を書いて」と言われたら、多くの人が画用紙に書くであろう三日月の形そのままで。
アニメの主人公が先端に座ってるんじゃないか、と思わず目を凝らしたくらいです。

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。
太陽の光が当たっている半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。
新月の右側から明るくなって三日月となり、さらに太って右側が明るい半月(上弦)となり、満月となって、左側が明るい半月(下弦)、新月へと変化します。

「上弦の月」「下弦の月」は、どちらも半月を指す言葉です。
弦(つる)というのは弓に張る糸のことで、半月の形が弓に似ていることから、弓の真っ直ぐな部分である「弦」の漢字が用いられたと言われています。
もし、どちらが「上弦の月」「下弦の月」かが分からなくなったら、太陰暦を使っていた時代に、月の前半(上旬)の月を上弦、月の後半(下旬)の月を下弦と呼んだ、という説を思い出すといいかもしれません。

ちなみに、月って上手く写真に撮れないんですね。
くだんの三日月も写真を撮って、SNSに上げようと思ったのですが、この素敵さが伝わらないと断念。
スマートフォンで月を撮るコツがありましたら、ぜひ教えてほしいです。