FREEplus(フリープラス)です。
石川県金沢市の小さな不動産屋です。

以前BLOG(「正直」不動産とは|中古住宅の流通をもっと増やしたい)で、
日本での中古住宅流通数の少なさを嘆いたのですが、先日気になる記事をみつけました。
2022年9月、全国の20歳~69歳の男女を対象にインターネットで実施されたアンケートで
「住宅を購入する場合、中古住宅でもいいと思いますか?」との質問に
60.0%の方から肯定的な回答が得られたそうです。

ただこのアンケートは、民間の建設会社が「リフォームに関する実態調査」という名目で実施しているため、
リフォーム前提なら中古住宅でも構わない、層が相当数含まれていると思われます。
ですので結果がそのまま世論を反映しているとは言えませんが、意識の変化を感じさせる結果だとは思います。

まず、中古住宅流通の現状について住宅流通全体に対する中古住宅流通の割合を諸外国と比較すると
・アメリカ 81%
・イギリス 85.9%
・フランス 69.8%
・日本   14.5%
※「既存住宅流通シェアの国際比較(2018)」より抜粋

日本での流通数が突出して少ないのが分かります。
ではなぜ日本では中古住宅が流通しにくいのでしょう?

次回は、中古住宅購入のメリット・デメリットを紹介いたします。

次回に続く