先日、健康診断に行ってきました。
雨がひどく降っていて早めに家を出たので、予約時間よりだいぶ早く到着しました。
予約時間になり、簡単な説明を受けてから館内着に着替えます。
いくつかの検査の後、待合室で座っていたら名前を呼ばれました。
「こちらにどうぞ」と言われついていくと『相談室』と書かれた小部屋に案内されました。
なにかあった?と不安になりながら、促されて座ります。
「保健師の○○と言います。保健指導をさせていただきます」
「えっと、なにかありましたか?」
「そんな不安にならなくて大丈夫ですよ、皆さんにさせていただいているので」
「あ、そうなんですね」
去年、受けたかな?
年々もの忘れがひどくなっているので、自分の記憶力はあてになりません。
「主にメタボの指導をさせていただいてるんですが」
「はい」
「体重、腹囲とも全く心配いりません」
「良かったです」
「メタボの指導としてはこれで終了ですが、他になにか心配なことはありますか?」
「去年、血液成分のなにかが悪かったんですけど」
「あー、これですね。再検査が必要な数値でもないので、引き続き注意していただければ」
そう言った後、急にディスプレイに顔を寄せて、データを凝視し始めました。
え、なにか危険な数値が見つかった⁉と戦慄が走ります。
「え、ちょっと待ってください。この数値すごいですね」
「どれですか?」
「この、HbA1c なんですけど、5.0なんですね」
「5.0、すごいんですか?」
「HbA1c ってここ数ヵ月の血糖の平均値なんですけど、5.0はすごいです!」
幾多のデータを見ている保健師さんが高揚するのだから、褒められているようです。
HbA1c がなんなのかもピンときていないけど、なんか嬉しい。
「じゃこれからは、血糖値を自慢にできますね。笑」
「いやホント、なに食べてるのか教えてほしいくらいです」
お互い笑いながら、保健指導は終了しました。
こんな風に教えてもらえると、数値がただの数字ではなく意味を持ちます。
いい気になった私が、すぐに「HbA1c」を調べたように。
来年の健康診断が少しだけ楽しみになってます。

