先日、今年社会人になった女性と話す機会がありました。
いつしか彼女の仕事の話になりました。

「接客業をやりたかったんです」
「だから、このお仕事なんですね」
「人と接するのが好きで」
「そうなんですか、どんな仕事をするにも大事な資質ですよね」
「ありがとうございます」

ハキハキと小気味よく話す様子からも、人と話すのが得意な感じが伝わってきます。
引っ込み思案だった若い頃の自分が恥ずかしい。

「バイトしてました?」
「してました」
「学生時代にちゃんとバイトしてきた人って感じがします」

バイトをしてただけの人と、バイトを”ちゃんと”してきた人は違う気がしています。
偏見だったら申し訳ないんですけど。

「パスタ屋さんでバイトしてたんですけど」
「はい」
「料理をお持ちした時に「うわぁー」って言ってくれるのが嬉しくて」
「いいですね、幸せな瞬間に立ち会える仕事」
「ま、お腹が空いてて「遅い!」って怒る人もいましたけど」
「どこにもいますよね、そんな人」
「なのでできるだけ怒られないように、ホールの回し方を考えたりしてました」

考えてバイトをしてきたことが窺えるエピソードです。
就活、強かったんだろうな。

「ホテルでもバイトしたことあるんですけど」
「あら、まさに接客業」
「そこのバイト、みんな高学歴だったんですよ。京大とか」
「すごい。笑」
「そこが楽しかったんで、リゾートホテルもいいなって」
「なるほど」
「で、ディズニーホテルを検討したんですけど」
「あら、ビッグネーム」
「でも家賃補助がなかったんです。なので止めました」

知名度に浮かれず、きちんと諸条件を検討したようです。
しっかりしてるなぁ、と感心します。

「電車の時間があるので失礼します。またよろしくお願いします!」
と挨拶して、彼女は帰っていきました。

デキるな、令和女子。