「いつか一緒に飲みに行きたいと思ってた」

つい先日、同年代の女性4人で集まった時のことです。
突然、知り合って5年になる知人から言われました。

「そんなの、初めて聞いたんですけど」
「なんか言えなくて」
「飲みに行こうって?」
「今日はみんながいるから、言ってみました」

そんな些細なことが言えなかったなんて。
当の本人を見ると、なぜかうつむいています。

「そんな思いを秘めてたとは。笑」
「お酒飲みます、よね?」
「飲みます。好きです」
「じゃ、行きましょうよ。この4人で」

と、他の2人の顔を覗き込んでいます。
みんな行くよね⁉という圧を感じます。

「行けますよ」
「早めに日程教えてくれれば」

よかった。
ただ全員が仕事をしているので、日程調整は必須です。

「せっかく飲みにいくんなら、休日前、金曜日とかどうです?」
「皆さん、お休みはいつですか?」
「私はシフト制なんで、休みたい日を1ヵ月前に申請すればほぼ大丈夫」
「私はフリーランスだから、仕事調整します」
「私は水曜休みなんですけど、金曜日でもいいですよ。土日休みの友人と行くので慣れてます」
「じゃ、日程決まったら連絡しますね!」

そうして解散になりました。
冒頭の彼女と2人になったので、あらためて聞いてみました。

「飲みに行きたいなんて、これまでだって言う機会あったでしょ?」
「そうなんですけど」
「言いにくかった?」
「いや、どう誘えばいいのか分からなくて」

誘って断られたらどうしよう、と思って躊躇したのかもしれません。
いろんなことに臆病になってしまう気持ち、少し分かります。

しかし「どう誘えばいいのか分からなかった」はこっちが恥ずかしい。
いろいろ勘違いしてしまいそうです。