先週、お墓参りにいきました。
同級生が住職をしているので、お盆時期に出会うことがあります。
今年はタイミングよく会うことができました。

「久しぶり」
「暑いから、大変だね」
「今年はそこまででもないよ」
「もし時間あるんなら、お経あげてほしいけど大丈夫?」
「うん、大丈夫」
「じゃ、すぐ用意するね」

急いでお花と果物を供え、ろうそくと線香の準備をします。

「時間あるから、ゆっくりでいいよ」
「ありがとう、もうちょっと待って」
「今年もさ」
「うん」
「墓参りに来た同級生、お前と○○だけだわ」

住職として地元に残った彼が、ぼそっと呟きます。

「みんな、いろいろあるんでしょ」
「でもお盆くらい、お参りできんかな」
「お墓参りの習慣がないご家庭もあるから」
「そんなもんかね」

そんな話をしている内に準備が整ったので、お経をあげてもらいました。
他の墓参者が住職を呼んでいたので、お礼を言ってその場で別れました。

住職としては寂しいよね。
そんなことを考えていたら、SNSで見かけたポストを思い出しました。

投稿主が、お墓参りに行ったことを友人に話したら、
「最近、墓参りに行ったってヤツ多いけど、なに?流行ってんの?」
と言われて、とても驚いた。
という内容でした。

SNSでの話なので、ネタだったのかもしれません。
ただこれが実話なら、もうそんな次元に来たのか……という思いがします。
私の同世代がお墓参りに行かないくらいなのですから、当然の成り行きなのかもしれませんが。

いつか「お盆休み」という呼び方もなくなるのでしょうか。
単に「夏季休暇」になってしまうのは、ちょっと寂しい気がします。