相続に伴い、空き地・遊休地の売却相談をお受けすることがあります。
市街地の土地であれば、売却も含め土地活用は比較的容易です。
しかし郊外の場合、住宅地としての需要が少ないため、苦戦することが少なくありません。

そこで郊外の土地活用について、近年注目されているアイデアを5つご紹介します。
ご自身の土地がなにに向いているか、考えながらご覧ください。

①賃貸ガレージハウス

車やバイクを安全に保管できるガレージと、居住スペースが一体となった賃貸住宅です。

「趣味の空間を確保したい」「大切な愛車を愛でながら暮らしたい」
という車・バイク愛好家の強いニーズをピンポイントで掴むことができます。
供給がまだ少ないため、郊外でも高い入居率が期待できます。

②サバイバルゲーム場(サバゲーフィールド)

広い敷地や山林、起伏のある土地をそのまま活かして、エアガンを使ったゲームを楽しめるアウトドアフィールドとして貸し出します。

大掛かりな建築物を建てる必要がなく、自然の地形を利用してバリケードを配置するなど、比較的低コストで始められます。
遠方からでも車で訪れるユーザーが多く、チームで対戦するため集客が期待できます。

③ドッグラン

広い土地にフェンスを巡らせ、ノーリードで犬を遊ばせられるスペースを提供します。

需要は年々高まっており、少し離れた場所であっても、愛犬を連れていく飼い主が増えています。
ドリンクを提供できる休憩スペース、キッチンカーを呼べるスペースなどを組み合わせることで収益化が期待できます。

④RVパーク・車中泊スポット

駐車スペースの一角に、電源や水道、ゴミ捨て場などの設備を整え、キャンピングカーや車中泊の旅行者に有料で貸し出します。

近年は車中泊旅の人気が高まっており、近隣はもちろん、遠方からの旅行者も期待できます。
温泉地周辺や観光ルート上であれば、集客も収益も見込めます。

⑤貸し農園・コミュニティガーデン

土地を区画分けし、野菜作りやガーデニングを楽しみたい人に貸し出します。

「土いじりを楽しみたい」「趣味の時間を過ごしたい」
といった近隣住民や、土を触る機会のない都市部住民の根強い需要を取り込めます。
大掛かりな設備投資が不要で、ローリスクで始められます。

まずは「都市計画」「用途地域」を確認

最後に注意点ですが、
土地活用の計画前に「都市計画」「用途地域」を確認しておきましょう。

用途地域とは、都市計画法に基づき、住居系、商業系、工業系などの用途に応じて土地をエリア分けしたものです。
用途地域によって建築できる建物の種類や用途が制限されるため、その性質に見合わない建物は建てることができません。

加えて農地の場合、農地法の規制を受けるため、所有者の意志だけでは利活用ができません。
農地の売却や賃借には、農業委員会もしくは都道府県知事の許可が必要です。
さらに農地以外の用途に利用する場合は、都道府県知事もしくは農林水産大臣の許可が必要になります。


郊外の土地は「立地のハンデ」を上手く逆手に取ることが重要です。
車でのアクセスの良さや広さ・自然環境をどう活かせるか、が成功のポイントになります。
ぜひ、所有されている土地事情に合わせて検討してみてください。

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