時々、他人から見える「自分」に驚くことがあります。
先日も仕事先の女性にこう言われました。
「紫、似合いますよね」
なぜ、似合うと思われたんでしょう?
紫色の服なんて、着てきたことないのですが。
同じ仕事先の男性からはこう言われました。
「お酒、飲まないと思ってました」
なぜ、飲まないと思われたんでしょう?
諸事情が許せば、お昼から飲みたいくらい好きですけど。
お二人とも普通のテンションで話していらしたので、嫌味などではなさそうです。
その謎の現象を、定例ミーティング後の雑談タイムに話してみました。
「この前こんなこと言われて、ビックリした」
「普段、良く話す人?」
「会えば話はするけど、プライベートには立ち入らないようにしてて」
「ま、今はいろいろ配慮しないとな」
「自分よりずっと若い人たちだから、こっちから話しかけることすら遠慮しちゃう」
「あっちから話しかけてくれるってこと?」
「こんなことがあったんですよ!ってテンションで話しかけてくれるから、なんで私に?って思うことある」
私が彼女たちの年齢の時には、こんなに上手く年上の人に話しかけられませんでした。
あの頃の私にこの「話しかけスキル」があれば、と悔やまれます。
「話しかけてくれるんなら、向こうは話したいと思ってくれてるんじゃない?」
「どうなんかな。気を遣ってくれてるだけかも」
「でも嫌いな人にわざわざ話しかけたりせんやろ」
「じゃ少なくとも嫌いではないのかもね。よかった」
突然始まる個人的な話に「聞いていいの?」と面食らったこともあります。
ニュースなどで語られるいわゆるZ世代とは、少々違うのです。
「仕事以外のことも話してみたら?案外喜んでくれるかもよ」
「今、年齢非公開なんです。誰も聞いてこないので」
「ミステリアスやん。笑」
「紫の服を着てそう、みたいなね」
今度、紫色の服を着て行ってみようか、とイタズラ心が芽生えます。
彼女は「やっぱり似合う!」と言ってくれるでしょうか。
それとも言ったことなどすっかり忘れて、無反応だったりするのでしょうか。
実は紫色の服、持ってないんですけどね。
