FREEplus（フリープラス）です。
石川県金沢市の小さな不動産屋です。

さて前回のBLOGの続きです。

前回、アメリカの不動産取引の仕組みを簡単に書きましたが、
（まだ読まれていない方は、ぜひそちらも！）
今回は日本の不動産取引事情について。

まず、仲介業務の依頼先について
アメリカでは、個人の実績や紹介をもとに「不動産エージェント」を選びますが、
日本では、規模や実績から「不動産会社」を選ぶことが多いようです。
そして不動産会社に所属している営業員の”誰か”が担当になるため、
依頼主が「自分のための営業担当者」を選べない・選ばないのが、日本では普通です。

例えば、購入物件を探す際、
不動産ポータルサイト（SUUMOなど）で検索し
気になる物件が見つかったら
その物件を掲載している不動産会社に連絡する
という流れが一般的です。
当たり前すぎて、選択の余地がないことすら疑問に思わないかもしれません。

でも、買主のあなたが「売主側の不動産会社」に直接連絡しなくても、
アメリカのように事前に「買主側のエージェント」を選んでおけば、
知らない会社にドキドキしながら連絡することも、
知らない担当者と一緒に物件見学をすることも、なくなります。
あなたが選んだエージェントが、これらを代行してくれます。

ご自分の立場を優先してくれる会社や担当者に依頼することの方が
むしろ当たり前だと、私たちは思います。

次回に続きます。